築30年を超えた木造アパートで最も警戒すべき漏電放電の隠れた原因

木造アパートにおいて、電気事故や漏電による火災リスクは、鉄筋コンクリート造のビルに比べて被害が甚大になりやすい傾向があります。特に築30年を超えると、多くの配線システムがその設計寿命を迎えているため、日常の目視確認だけでは到底対応できない深刻なリスクが潜んでいます。
1. VVFケーブル(屋内配線)の経年劣化
壁の内部や屋根裏を通っている屋内配線は「VVFケーブル」という塩化ビニルで被覆された電線が主流です。この塩化ビニルは紫外線が直接当たらなくても、30年も経つと室温の温度変化、湿気、結露によって次第に硬化し、弾力性を失って細かなひび割れ(クラック)が入ります。そのクラックに湿気が侵入することで、微小な電気が木材などを通じて漏れ出します。
2. ネズミなど小動物による食害
古くなった木造アパートの天井裏は小動物(ネズミやハクビシンなど)の住処になりやすい環境です。これらの小動物は、硬い電線の被覆をかじる習性があり、露出した導線同士がショートしてスパークしたり、木材部分に放電して発火したりする事故が毎年のように報告されています。
どう対策をすべきか
単なる「導通テスト」だけでなく、絶縁体に問題がないか専用のテスターで測定を行う必要があります。F-Inspectでは、入居者様にストレスをかけないよう効率的な手順を確立しております。まずは簡易ご相談からご相談ください。